うつ

①うつ(抑うつ)とはどういう状態か

気分が沈み込み、活動を嫌い、思考、行動、感情、幸福感に影響が出ている状態

意欲、興味の減退、焦燥、食欲低下、不眠、不安、悲しみなどを伴う

こういう状態は誰でも経験するが・・・
重度の抑うつ状態が長期間続くのがいわゆる「うつ病」という疾患とされる

②なぜうつになるのか

・人生の出来事

失恋、離婚、経済的破綻、病気etc.

・うつを引き起こす病気

内分泌疾患、糖尿病、がん、睡眠時無呼吸症候群etc.

・うつを誘発する物質

アルコール、薬物etc.

・精神障害

気分障害(うつ病、双極性障害)
境界性パーソナリティ障害

③うつへの対処法

(注意)

ここでいう対処法は軽度のうつ状態への対処法で、重度のうつ状態や長期に続く場合は早めに医師の診断を受けて治療を受けるべき

治療を受ける場合でも下記の対処法を行えば治療の効果に良い影響を与えると思われる

・理由がはっきりしている場合で対処できるものには対処

・休みを取る

無理せず休みを取り体力、気力を回復させる

・規則正しい生活習慣の維持

体内時計の正常化

眠気を催すメラトニンと精神を安定させるセロトニンの分泌は体内時計と密接な関係がある

朝日を浴びると体内時計がリセットされてセロトニンが増加してメラトニンが減少する
夜になり暗くなるとメラトニンが増加して眠くなる

規則正しい生活で体内時計を維持し
昼間はセロトニンで精神を安定させて
夜はメラトニンで質の良い睡眠を確保する

昼まで寝ているのはダメ、昼夜逆転は最悪
スマホ、パソコンのディスプレイ、液晶テレビから出るブルーライトは体内時計を狂わせるので寝る前30分は見ない

・食生活に気を付ける

セロトニン、メラトニンの材料はトリプトファンというアミノ酸
トリプトファンを含むのは・・・赤みの肉、バナナ

青魚に含まれるDHAは双極性障害の予防に有効という説がある

・できる範囲内で積極的な活動

軽い運動、散歩、近所のスーパーまでお買い物etc.
やり終えたら達成感をかみしめよう(日記に書く、カレンダーに〇をつけるetc.)うつは最初に書いたように誰でも経験しうるものだが、10日以上たっても改善が見られないようなら医師の診断を受け治療を受けるべき
過去において精神科を受診することを恥じたり隠したりする風潮があったかもしれないが、現代のストレス社会において精神科の受診を恥じるのはナンセンスで、内科や外科と同じように心の健康を守ってくれるお医者さんと認識しよう